・概要
OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM 2025
日付:2025年05月17日(土)
会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
セットリスト
SETLIST – OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM 2025 (05/17)
1. Same Blue
2. Universe
3. ミックスナッツ
MC
4.パラボラ
5. Laughter
6. 115万キロのフィルム
7. Pretender
8. イエスタデイ
9. Subtitle
(小笹、楢崎、松浦)バンドメンバーの演奏
10. FIRE GROUND
MC
11. ブラザーズ
12. ノーダウト
13. Cry Baby
14. ホワイトノイズ
15. 宿命
16. TATTOO
MC
17. Chessboard
18. 50%
—- Encore —-
19. I LOVE…
20. 異端なスター
21. SOULSOUP
MC
22. Stand By You
会場の様子
10時ころに長居公演に到着。
あいにくの雨で、開演の時に晴れてくれるかが不安…。


でも昼過ぎになると、さっきの雨が嘘だったようにいい天気になりました!

17時ころに会場に入って、座席についてあまりの距離の近さにドキドキしていました。


ライブレポート
オープニング
真っ暗だったモニターに、ふすまを開くように左右にスライドして映像が現れる。
開いた先には、広大な荒野が広がり、その風景を一気に駆け抜けるようにカメラが進んでいく。そして街へと入り込み、レコーディングスタジオに辿り着く。
BGMは「50%」。
スタジオの中では、激しい演奏をしている髭男の4人の姿が静止した状態で映し出される。
カメラは、ならちゃん、ちゃんまつ、大輔、さとっちゃんの順で、それぞれのメンバーにズームイン。
その表情一つひとつがとても良くて、会場からは「ならちゃんかっこいい……」「大ちゃんかわいい!」といった声も漏れていた(笑)。
そして、さとっちゃんが激しくシャウトした瞬間、カメラがシェイクし、画面にヒビが入り、「パリーン!」と割れて次のシーンへ。
映し出されたのは、ステージ裏の髭男の4人。
そのままステージへと歩み出し、ついにステージ上へ。
さとっちゃんが中央のお立ち台に立ち、両手を高く掲げる!
会場の盛り上がりは尋常じゃなく、これまでのアリーナ公演とは比べものにならないほどの迫力と熱気に包まれていた。
やがてBGMの「50%」がフェードアウトしていき、静まり返った会場に、一曲目のイントロが鳴り響く。
Same Blue
大輔のギターのメロディーが鳴り始めた瞬間、モニターが一面まぶしい青に染まり、会場からは大きな拍手が巻き起こる!
まさかの一曲目が「Same Blue」――これは完全に予想外だった……!
モニターには、真っ青な空が映し出され、曲が進むにつれて下からふわりと雲が現れる映像演出。
ノリ方が少し難しい曲だけど、会場のファンはそれぞれに手を上げたり、体を揺らしたりして、自由に楽しんでいる様子がなんだかすごく良かった。
Universe
いつものライブバージョンのイントロで始まった「Universe」。
ライブバージョンのこのイントロって、なんであんなに胸が高鳴るんだろう…。
あらためて、スタートにぴったりな一曲だと実感しました。
さとっちゃんが最初に、
「大阪ーー!!!」
「僕たちがOfficial髭男dismです!!!」
「よろしくおねがいしまーーす!!」
モニターには、メンバーとサポートメンバーが順々に映し出され、演奏する姿がしっかりと捉えられていたのも嬉しかった!
そして!
前回の「UNOFFICIAL」で生まれたノリ、「嬉しい楽しいどっち?」の「どっち!!」を叫んでる人がちらほら(自分 笑)
1番終わりの間奏では、ならちゃんとさとっちゃんが背中合わせでイチャイチャしてて、楽しそうで可愛かった…。
ミックスナッツ
ちゃんまつの「1,2,1,2,3,4!!」の掛け声でイントロが流れ、さとっちゃんが
「今日は祭りだぞー!!!!」
一番の「そこに紛れ込んだ僕らはピーナッツ!」では、もちろんさとっちゃんの“指ピーナッツ”をしっかりキャッチしましたよ!! その時点でならちゃんのピーナッツポーズしている人もちらほら…
ならちゃんのピーナッツポーズももちろん披露!
その後にカメラ&会場全体に向かって投げキッスを送ってました。
Rejoiceツアーみたいモニターが6分割でメンバーがそれぞれ映し出されて、サビになるとかなりテンポよく切り替わっていました。
この時点でさとっちゃん汗だくです笑
ラストの裏声超ロングトーンもバケモノレベルで会場の熱気が爆発してました笑
MC
(🐨:藤原、🦍:楢崎)
🐨:みなさん、改めましてどうもOfficial髭男dismです!!
長居にお集まりの皆さん元気ですか!!!!!
今日はちょっと天気も心配の中、集まってくれて本当にどうもありがとうござい
ます!!
雨予報だったんだけど、みんなと僕たちの願いが重なったのか、今ちょっといい感じ
のよね!
このままいってほしいけど、もし万が一雨降ってきたりだとかしたら、気にせずに
みんな対策してください。ぜんぜん曲の途中でも大丈夫なんで。
そして!一番大事なのが、水分補給でございます!!
今日は、蒸し暑いです!
(大画面モニターに映し出される給水中のならちゃん)
🐨:模範生。
🦍:ほんとにちゃんと飲んでくださいね!笑
🐨:自分の身体を守りながら、最後まで盛り上がっていきましょう!
そして、今日は….めちゃくちゃデカいじゃん!ここ!
俺の、私の席遠いって人、挙手!
大丈夫ちゃんと見えってから!元気か!!!
しっかり声届いてるんで、みんなの思いとかをぶつけてください!
よろしくお願いします!
スタンドの注釈の方も見えてますからね!楽しんでいきましょう!元気ですかー!!
しっかり届けていきます!そして、一回聞いてみるか!
スタンド全員元気ですかーーー!!!
アリーナ負けないでーーー!!!
スタンド負けないでーーー!!
最高です!!今日はこのお祭りを楽しむ準備できていますか!長居の皆さん!!!
今日は今までの積み重ねてきた楽曲をしっかり届けていきたいと思います。
でも、おれたち、今年でデビュー10周年ということなんですけれども、
それだけじゃなくて、10周年の集大成というよりかは、このスタジアムを経て新しい
髭男を始めていく思い出ここに立っています。なので、今日はリスタートの日です。
Official髭男dism初めてのスタジアムワンマンライブの日です。
そういう思いで全員に一曲一曲届けていきたいと思うので、最後までよろしくお願い
します!!
パラボラ
ステージ前の巨大なクレーンカメラが、会場全体の様子をモニターに映し出し、そこに歌詞も重なる演出。
カメラに映ったみんなの反応が本当に良くて、手を振る人、ポーズを決める人、恥ずかしそうに顔を隠す人――。
そんな一人ひとりのリアクションを見ながら、ああ、全国から集まった人たちが、今この瞬間を一緒に楽しんでるんだなって思ったら、ちょっとウルっときてしまいました。
曲終了後、
🦍:涼しくなって良かったね
🐨:次の曲はバラードなんだけど、ここで歌ったら、すごく音がスピーカーからみんなに
届いてく感じがするんじゃないかなーって思ってセットリストに入れました。
皆さんのこれからの日常が笑い声に包まれますように。Laughter。
Laughter
モニターには、荒れ果てた荒野で、手前にはバイク(カブ?)中央に大きな枯れた木が立っていました。途中、端で寝ていた気球がふわりと起き上がり、空へとゆっくり飛び立っていく
「前例のない大雨に」の歌詞に合わせて、映像の天気が突然荒れ、大雨と雷が轟く激しい演出に。
でも、やがて雨は止み、後半の「ラララ」のあたりから少しずつ晴れ間が見え始め、
ラストサビでは緑が一気に生い茂り、花が咲いて、景色が一変。
Editorialツアーではコロナの影響で声出しができなかったあの「ラララ」。
今回は会場全体で大合唱できて、本当に、本当に最高の瞬間でした……!
115万キロのフィルム
ステージ上のカメラマンが撮影している映像が、そのままモニターに映し出され、
それぞれのメンバーのところに移動していく。
まさにフィルムにメンバーそれぞれの表情や思い出の一瞬一瞬を記録しているかのよう。
「風に吹かれてこ~」の部分でさとっちゃんがジェスチャーで「カモン!」ってやってて会場全員で「風に吹かれてこ~」と歌った。
ラストは恒例(?)の
「撮影を続けよぉぉおお↑↑うぅぅぅうう↑↑」
「このいのちぃぃぃぃいい↑」
「ある限りぃぃぃぃぃ」(文面じゃ伝わらん笑)
Pretender
真っ赤な照明がステージを包み、モニターの左右にはメンバーが順に映し出されていく演出。
間奏のシンセソロは、てっきりEditorialツアーのアレンジになるのかな?と思いきや、今回はオリジナルバージョンだった。
でもその分、あの名アレンジ――「あま↑いないや↑いやグッバイ」の神アレンジはしっかり健在で、思わず鳥肌が立ちました。
「それもこれもロマンスの定めなら」のパートでは、会場全体で大合唱。
あれっ、そういえばみんなでこの部分を声に出して歌うのって初めてじゃない……?と気づいて、不思議な新鮮さがありました。
イエスタデイ
前曲が終了後。ステージ上にゆっくりビニールの屋根が現れだし、会場がざわざわ…。
「イエスタデイ」イントロでステージ前から噴水が高く吹き出す!
突然の演出に、会場中から
「ウォーーーー!!!」
「すげーー!!!」
などの驚きの声が上がり、歓声が一気に広がっていきました。
噴水は曲に合わせて高さが変化したり、ウェーブしたりしていて、
まさに「イエスタデイ」の世界観にぴったりの美しさ。
一番高いときは5〜6mほどにもなっていたんじゃないかと思います。
背景のモニターには、水面が映し出せれ、雫が落ちて水紋が広がったりしていたりで没入感がすごかったです!
「未来の僕はしらない~」の部分も会場全体で歌えて幸せでした。
曲が終わるとピアノのメロディーが流れ、噴水でステージを隠される。
やがて噴水の勢いが徐々に無くなっていき、ピアノのメロディーも次の曲へとスムーズにつながっていきました
Subtitle
前曲「イエスタデイ」の水の演出から、そのまま世界が凍りついたように――
モニターには、水が一面の氷に変わったようなビジュアルが広がっていきます。
後半になると、突然、氷にひびが入り、
その奥では雪が舞い落ちたり、ライトに照らされて氷がキラキラと輝く幻想的な演出に。
左右のモニターには、氷の表面にメンバーが映り込んでいるかのような表現で、とても美しい演出でした。
(小笹、楢崎、松浦)バンドメンバーの演奏
まるで「FIRE GROUND」を彷彿とさせるような、激しいロックなギターが主役の骨太なバンド演奏がスタート!
さとっちゃんは一時ステージ裏へ下がり、
ステージ上ではちゃんまつ、大輔、ならちゃんの3人だけによるアグレッシブな演奏が繰り広げられます。
序盤はモニターが真っ赤に染まり、
後半には燃え盛る炎のようなビジュアルでモニターが3分割され、
それぞれのメンバーが映し出されるダイナミックな演出に!
演奏が終わると、さとっちゃんが満を持して再登場。
🐨:「さぁ大阪の皆さん!こっから後半戦が始まりますよ!祭りじゃーーー!!」
FIRE GROUND
炎の量と高さは、これまでのアリーナ公演とは比べ物にならないレベル!
ステージ前はもちろん、ステージ上からも炎が豪快に噴き出していました。
自分はCブロックで、ステージからおよそ50メートル離れていたと思いますが、
それでも炎の熱さをしっかりと体感できるほどの迫力。
映像はEditorialツアーの時と似ていて、火を噴く巨大な大蛇と戦うような演出でした。
さとっちゃんの「結果一発で180度」🤟の手をくるっと回転させるやつも見逃さなかった!!
「誰ぞにけなされたそのセンスで “大阪を” 作り変える!」
「本能!!」「ヒヒラ!!ヒヒラ!!」の会場全体の叫びががすごいのはもちろん、ステージの炎も曲に合わせて噴き出し、熱気がやばかったです…!!
お約束のさとっちゃんのショルキーと大輔のギターはキラキラに輝いていて、Rejoiceツアーから追加された、タテノリになるアレンジもありました!
曲の終わりにはモニターに、達筆で「FIRE GROUND ふぁいあぐらんど」と表示されて、
まさに熱狂の瞬間を締めくくっていました。
MC
(🐨:藤原、🦍:楢崎、🐻:松浦、🐱:小笹)
🐨:きたきたきたきたーー!大阪のみんなー!
前半のMCで声出させた割には、えらい聞かせる曲ばっかだたよなー!
からのきましたFIRE GROUND。
さぁここから、まつりのホンチャンでございまーす!
だいぶ涼しくなってきたみたいだし、みんなの声も体もあったまってきたんじゃない
のー??
これはやばい夜になりそうですね。楢崎さん。
🦍:えぇ!そのようですね!(誰のものまね??)
FIRE GROUNDでテンションが上がってしまって、自分のキャラが分からなくなりま
した。
🐨:どうですか、ならちゃん、初めてのスタジアムワンマン!
🦍:なんか・・・すごく・・・えっと・・・まじで・・・こんなことになるとは思わなっ
たけど・・・素晴らしいです笑
🐨:どう!大輔!
🐱:結構ね、頭がぼーっとするよ。
すごいこっちも最大限の熱量でやってますんで、ぶっ倒れないようにこっちも気を付
けないといけないくらいのものを感じます。
こっからね!とんでもないライブをお見せするのでぜひ!
🐨:ただひとり沈黙を貫いているちゃんまつ!どうですかスタジアムは!
🐻:きもちいね!
いや、すげーよほんとに!なんか、こんな景色みれるんだなって俺の人生で。髭男で
こんな景色が見れるんだなって。
ほんとありがとな!!
🐨:あんまスタジアムに立つにあたって、どう考えてるって話はあえてしてなかったけど
、思ってたこと一緒だなみんな。
ここは、感傷に浸っている暇はございません!こっからぶち上げていきますんでね!
その感傷をもっと後に持って行っといて、こっからぶち上げるにあたって大事なこと
があります!
最初のMCでもいいました!水・分・補・給でございます!ということで…一回乾杯
しちゃおう!!5万5千人で乾杯したことないでしょう!!みんなお水持ちましたか?
ちょっと待ってな。
ただいまご紹介にあずかりました。えー、本日乾杯の音頭を担当させていただきます
Official髭男dismボーカルキーボード担当の藤原聡といいます。
🐱:あと18秒だって💦
🐨:ここに集まった!5万5千人!皆様の!益々の!ご多幸と!ご健勝を!
祈念いたしまして!ご唱和ください!乾杯!!!!!
いつでも飲んでいいからね!俺が乾杯したときしか飲めないみたいな話はございま
せん。好きなタイミングで飲みながら、自分の健康を守りながら、
こっから先の後半戦も楽しんでいってください!よろしくお願いします!!
ブラザーズ
イントロが流れ、
🐨:スタジアムでライブするなら絶対にやりたかった曲があります!
そう!そうやってみんなで手を叩いて、手を挙げて、体を揺らして、ここで、
スタジアムで、やりたかったお祭り騒ぎといったらこの曲!レッツゴー!
ならちゃんがサックスを吹いて、サポメンも含めて全員がステージの端まで広がる!
「Slide Away」とかがモニターに表示され、掛け声が分かりやすい!
真ん中のモニターに「BROTHER」の文字が表示され、曲に合わせて、左右に揺れていたのが可愛かった。それに合わせて観客全員で手を挙げて左右に。
🐨:長居のみんなにDJまかせてSlide Away!
客:Slide Away!!
間奏の部分のちゃんまつのソロパートは
「DRUMS CHANMATSU」とモニターに表示され、ドラムソロが終わると曲がピタッと止まり
🐻:長居!!!
客:いえぇーーーい!!!
🐻:最高過ぎるぜ!!!
客:いえぇーーーい!!!
🐻:楽しすぎるぜ!!!
客:いえぇーーーい!!!
🐻:じゃあこっからもっと飛ばしてくれよ!よろしくお願いします!!!!!
「ノーダウト」のイントロが流れる!(あれ、ラスサビないんだ笑)
ノーダウト
ステージは赤と青の照明に包まれ、クラブのような雰囲気に!
「ブラザーズ」のときと同様に、バンドメンバー&サポメンがステージの端まで広がっていて、視界いっぱいに音が溢れているような感覚に。
「STOP!」の部分で、最近のアレンジでピタッと止まるかと思ったが、そのまま普通に「偽のウォーアイニー」って歌いだして逆にびっくりした笑
これからどっちのバージョンが来るか、毎回ドキドキするやつだ笑
間奏では、レフティのベースソロが炸裂!
そのあと、さとっちゃんとレフティが向かい合って「ワンモアターイム!!」
会場全体で歌って踊って、まさにお祭り騒ぎだった!
Cry Baby
さっきの「ノーダウト」での熱気あふれるお祭り騒ぎから、一気に空気が変わる。
ダークで緊迫感のあるイントロが鳴り響くと、会場全体が拳を突き上げ、
「ウォイ!ウォイ!」と野太い声でコール。
モニターにはMVさながらの瓦礫が映し出され、
後半になると、巨大な手の形をした岩が出現。
さらに「あぁ傘は~」の部分では、会場のライトが一斉に落ち、真っ暗な中で
うっすらと光に照らされたさとっちゃんだけが浮かび上がる。
ホワイトノイズ
ちゃんまつのドラムソロが始まり、さとっちゃんの前には小さなドラムセットが!
さとっちゃんがスティックを持ちお立ち台に登り両手を上げ「ウォイ!ウォイ!」と客を煽る!
バンドメンバーの演奏に合わせてさとっちゃんの激しいドラムが炸裂!
会場が超盛り上がりに達したところで「ヒーローぶって笑っていたー!」から曲が始まり、「何度しくじろうとも~~~」と歌い終わると大輔のギターのイントロが流れる!
その時の大輔が、ジャケットを脱いでノースリーブに…!!! 会場からは「キャーー!!」と今までの髭男のライブで聞いたことのない歓声が上がっていた。
中央のモニターには、ホワイトノイズの砂嵐の中でギターをかき鳴らす大ちゃんの姿、
走る車のシルエットなども移されていました。
「ヘッドライトのありか~」では、さとっちゃんが自分の頭を指差すジェスチャー。
スクリーンに歌詞が表示されていないにも関わらず、会場全体が一体となってほとんど全ての歌詞を合唱していたのが印象的でした!
ラストの「瓦礫の下に埋もれた~~~~~」で透き通るような美しいスーパーロングトーン。
Rejoiceツアーの時の「声を搔き消しながら~rrrrrらぁーー!!」の舌巻くアレンジではなく、静かに、綺麗な裏声で締めくくる。
宿命
曲が始まった瞬間、モニターにはまばゆいばかりのカクテル光線が!
まるで野球場のナイター照明のようなビジュアルに、スタジアムの空気が一変。
リストライトバンドも同じように黄色っぽい色で点滅していました!
大輔のタムのパートでモニターに映し出されると再びノースリーブ姿でビジュが爆発して、超眩しい光り輝く笑顔で、会場は再び歓声が上がっていた。
お約束の部分では全員で腕を突き上げ「届け!」と叫びました!
TATTOO
曲に入る前に
🐨:めちゃくちゃ楽しいです!
俺たち何度も大阪でライブをしに来ました。いろんなライブハウス、ホール、
時にはインストアライブもしたりしました。路上ライブもやったな!!
そんな思い出がいーーっぱい詰まった町のスタジアムでライブができるなんて
夢にも思いませんでした。
みんなが連れてきてくれたから、連れてきてもらったんだったら、連れてきてもらえた
バンドとして、これからも未来を歩んでいかなきゃなと思っています!
でもね。思い出は思い出じゃん。
俺は今日という日を、初めてスタジアムで君たちが来てくれてライブをした
今日という日のことを絶対忘れないと思うし、絶対忘れたくないから次の曲で
深く、自分に刻んでいこうと思います!
イントロと同時に、モニターにはアニメ映像がスタート。
車に乗ったメンバー4人が、これまでOfficial髭男dismがライブを行ってきた全国の会場を通り過ぎていくという、心くすぐる演出。
途中には、「1.15 Million Films Load」や「won’t disappear」など、「TATTOO」の歌詞や髭男にまつわるキーワードが標識だったりに登場。
細かいネタが随所に散りばめられていて、目が足りないほど!
後半には、この日の舞台であるヤンマースタジアム長居、そして日産スタジアムも登場し、これまでの軌跡が未来へとつながっていくような感覚に。
そしてクライマックス。車の上の空に、歌詞のフレーズ
「そっけないくらいで僕らはちょうどいいんじゃない・・・」
と文字が大きく映し出され、観客全員で大合唱。
2番の「なんてさ強がりをなんども互いの背中に」の部分の歌詞を少しだけ忘れてしまい
「なんてさ〇×※△なんとも互いの背中に」みたいになってしまう笑
アツくなって抜けちゃったんかな??でも即座に思い出せて凄い…!!
MC
🐨:みんなどうもありがとう
もう早いものでラスト2曲となります。
客:えぇーーーーーーーー!!
🐨:さっき始まったばっかりなのにな…
でもさ、最後の曲になっちゃうと、もうゆっくり話せないから、ここしかないから
ちょっとだけ…俺のちょっとは長いけどね笑
話を聞いてもらおうかなって思います。
いろんな場所でライブをしてきて、ついに今日…。夢にも見ていなかったスタジアム
という場所に立って今日ライブができているわけなんだけども
まず、髭男というバンドは、こんな形で続いていること、当り前じゃないなとすごく
思います。
10年前にCDが全国に流通して、サブスクとかもそこまで広がってなかったんじゃない
かな。
その時はまだ音楽が職業じゃなかったから、よく、これから先どうする?って話を地元
で浴していました。
大輔は学生だったしさ、神学とか就職の道もあったわけじゃん。
ちゃんまつにもちゃんまつの人生があって、別の道を歩む選択があったかもしれないし
ならちゃんは、おんなじ地元ってわけじゃなくて、大学が島根でそこで出会ったんだけ
ど、もしかしたらならちゃんが地元に帰っちゃうっていう世界戦があったかもしれない
じゃん。
でもみんながこのバンドに人生を託すってことを選んでくれたこと、それがすごく、
嬉しいです。
一緒に曲がり角を曲がれて嬉しいです。一緒に曲がってくれてありがとう!
(メンバーに向かってお辞儀するさとっちゃんに、メンバーからもさとっちゃんにお辞儀)
🐨:それでさ、いざこのバンドに人生かけていろんな事やって、いろんな人に出会えまし
た。
今日初めて僕たちのライブに見に来てくれた人もいると思うし、何度も見てくれている
っていう人もいると思うんだけど。
僕はチームにもメンバーにも感謝してるんだけど、みんなにとても感謝しています。
なぜなら、みんなは髭男というバンドを大きく変えてくれた人だからね。
さっきもいったけど、スタジアムでライブをするなんて俺たちの夢にもないんだよ。
夢にないけど、みんなが俺たちの音楽に出会って、愛してくれて、ライブに来るってい
う選択をしてくれて、そういうみんなの積み重ねで俺たち髭男というバンドが大きく変
わりました。
組み立ての時なんか、正直歌詞とかよく分かんなかった。今もよく分かってないんだけ
けど、書いた先に受け取ってくれる人達のことを思って書くもん。
どんな主題歌でも必ず、出来上がった音楽の先にはあなたたちがいる。
それが、どれだけこのバンドにとっての大きなモチベーションになったか。
そのモチベーションが無かったら、ここに来れていない。
もしかしたらみんなにとっては当たり前のことだと思うかもしれないけど、ものすごく
奇跡みたいなことです。
だからその奇跡をくれたみんなに感謝の気持ちを込めて、次の曲をお届けしたいと思
いす。
みんな!僕たち髭男というバンドをこんなに大きくしてくれて、こんなにも誇らしい
バンドにしてくれて本当にどうもありがとうございます!!
Chessboard
モニターには一面の本棚が映し出され、その中から一冊の本がポトッと落下。
カメラは本と本の隙間へと入り込み、そこには不思議な世界が広がる。
木目に包まれた幻想的な空間で机と椅子が置かれていたりもしていました。
後半の「美しい緑色~」の部分ではRejoiceツアーと同様でライトリストバンドが緑色に光り、モニターに会場全体と歌詞が映し出され、全員で大合唱。
「くる、くるぞ…!」と身構えていたのに、それでも鳥肌が止まらない、あの時の感動が再び。
「そしてチェスボードみたいな~」のフレーズでピタッと歌声が止まり、さとっちゃんの歌声だけが静かに響き渡る。ライトリストバンドは緑から白い光に変わっていた。
極めつけの「また出会えるかな~~」の裏声の部分が超きれいで超長いロングトーン。あまりの美しさに会場からは拍手。
そして、曲が終わったかと思いきや、余韻を残したまま演奏が続行。
ラストには壮大なアレンジが加わり、
「この盤上でただ息をする~~」
「この盤上で~~~~」
「ただ生きていく~~~~!!!!!!」
クライマックスに相応しい壮大なアレンジで会場からは溢れんばかりの拍手と涙であふれていました。
50%
「ウォーーー!!!」というイントロが突然響き渡り、会場は一瞬で最高潮へ!
🐨:最後にみんな!今持っている力を出し尽くす準備できていますかー!!!
この曲をみんなで大合唱してお別れしたいと思います!
観客全員で全力の「ウォーー!」を響かせ、スタジアム全体がひとつになるような大合唱が巻き起こる。
左右のモニターにメンバーが映し出され、正面のモニターは曲に合わせて「80」とか「100」が出てきた。
ステージも観客席も、熱気とエネルギーが100%どころか振り切れていた。
「昼夜逆転が癖になる!」、「よーいドン!!」などの掛け声が最高に楽しすぎる!!!
「自分のやりたいことだけ永く続けたい」の部分では
「自分のやりたいことだけ!」
「そう!自分のやりたい事だけ!俺らのやりたい事だけ!」
「あなたに幸せを届ける!それだけ、それだけでいいんだよ!それだけを大切にすすんでいきます!Official髭男dismよろしくお願いします!!」
「休んで!備えて!ここぞで!だけで!放って! 長居の”100%!!”」
スタジアム全員で最高に盛り上がって、こんなに楽しい夜は一生の思い出になりました!
そのあとのラスサビのタイミングで特攻の花火がドカン!打ち上がり、銀テ金テが客席に舞う
アリーナのAブロック~Cブロック前半くらいまででとれたと思う。(自分は取れなかった笑)
曲終わりにさとっちゃんが「フィフティパーーーー!」と叫び、最高のフィナーレ!
この後さらに凄いクライマックスがあるが、この時の自分は一生忘れられない最高に夜に涙しました。
アンコール
本編が終わり、しばしの余韻に包まれるスタジアム。
やがて、アンコールの拍手が起こり、それは次第に会場全体を包み込んでいく。
突然、会場の照明が消え、モニターには聞いたことがないピアノ演奏(未発表の新曲?)が流れ、映像にはデビュー当時から今までのライブだったりリハーサル、楽曲制作などの映像が思い出として流れる。
Official髭男dism というバンドが歩んできた道が一本の物語として映し出され、本当に感動ものでした…!!
I LOVE…
アンコールの映像が終わると、大輔の綺麗なギター音が「チャララ~」って流れ、さとっちゃんが「僕が~~」と歌いだす。
切なさもあり、神々しいアレンジのI LOVE…に会場全体が聞きさもあり、神々しいアレンジの I LOVE…に会場全体が静かに聴き入ってた。
「とぼける君に言いかけた~~ I LOVE ~ I LOVE~ I LOVE ~」が文章では伝わりませんが切なくて、美しくて、鳥肌が止まらなかった。
一番を歌い終わると、他のバンドメンバーも加わり、再びステージ前から噴水が勢いよく吹き上がる。照明と噴水のコラボレーションが光り輝いていて幻想的で綺麗でした。
2番からも音源とは少し異なったアレンジで神秘的で美しかったです。
メンバー紹介
サポメンから一人ひとり紹介していき、さとっちゃんが名前を呼ぶと、会場がオウム返しで名前を叫ぶノリが楽しかった。
紹介が終わった後、
🐨:すげーな、あのセットリスト通した後にそんなに元気なんだ。
これはアンコールもっとやんないとね!!
みんなのその熱意に答えるようにして、俺たちがちっちゃいライブハウスの時からやっ
ていた曲をここでやってもいいですかー!!
異端なスター
スタジアムをフルに使って届けられた「異端なスター」。
バンドメンバー&サポメンがそれぞれ会場の端まで移動してくれて、
全員で一緒に歌って、踊って、その一瞬一瞬がまるで夢のよう。
どのメンバーの顔を見ても、キラキラと輝く最高の笑顔が広がっていて、胸がいっぱいになった。
そして間奏では、中央のお立ち台にさとっちゃん・ならちゃん・大輔の三人が集まり、
さとっちゃんのかっこよすぎるシャウトが炸裂!!
その後は、3人でちゃんまつのもとへ向かい、4人が集まって“わちゃわちゃ”しながらの演奏タイム。
カメラにはその4人だけが映し出されていて、
ただ楽しそうに音楽を届けている姿に、なぜか自然と涙がこぼれた。
言葉ではうまく言い表せない、
感動・多幸感・寂しさ・愛しさ――
いろんな感情がごちゃまぜになって、自分の中からあふれ出した。
この瞬間を体感できたことが、ただただ幸せで。
まさに、最高の一曲になりました。
SOULSOUP
モニターはサイケデリックな背景にメンバー&サポメンが分割で表示されていました。
「震える指 汗ばむ襟」などの観客が歌うところの画面いっぱいに文字が表示され、分からない人でも楽しめるようになっており、みんなで歌って、リズムに乗って、心から楽しめる一曲になっていた。
間奏では、大輔とホーン隊が中央に集結!
圧巻のラストのさとっちゃんのロングトーン。スタジアムということもあり、Rejoiceツアーの時をはるかに超える迫力と伸びやかさ!
圧巻のパフォーマンスにスタジアム全体が感動に包まれました。
Stand By You
正直ファンならここまでライブを聞いてきて、「最後はこの曲だ」と確信していたはず。
そしてその予想を裏切らない、でも何度聴いても胸が高鳴るイントロがスタジアムに鳴り響く。
イントロと同時に、白い背景に黒字で「STAND BY YOU」の大きな文字がドーン!
クラップと掛け声の部分では会場全体がモニターで映し出されていました。
「どんなに凄い賞や順位より あなたとあなたと出会えたことが誇らしいよ!ありがとう!!」
曲終わると最後に壮大なアレンジバージョンの「Stand By You」が始まり
「初めてのスタジアムライブが!大阪で!長居で!あなたたちと一緒で本当によかったよ!!」
「これからもガンガンいい曲、いいライブを作っていくので、またお会いしましょう!!」
再び「Stand By You」のサビをみんなで歌う。
「光あふれた夢の続きが君と共に~~」
「光あふれた夢の続きがぁぁぁぁぁ~~~」
「きみとぉとぉぉもぉぉぉにぃぃぃ↑↑↑↑↑↑」
「ラララーラーー!!!!」
この瞬間、最後には噴水、炎のすべての演出が派手に出て、大量の花火がステージ後ろから高く、綺麗に打ちあがっていました。
10秒くらい花火が上がり続け、最後には、スタジアム全体を揺らすような特大の「ドォーーーン!!」
このフィナーレは、文面では到底伝えきれないほどの迫力と感動。
会場は歓喜と熱狂と感謝の空気に包まれていました。
自分ももう感動が大爆発してました…。
「ありがとう!髭男でした!!!」
その言葉とともに、会場からは溢れるほどの拍手と、「ありがとー!!!」の声の嵐。
Official髭男dismの最高のスタジアムライブ。
この瞬間を一緒に過ごせたこと、一生の宝物です。
エンディング
会場からあふれんばかりの拍手が起き、ちゃんまつがマイクスタンドの前に立つ。
ちゃんまつの目からは涙でウルっと来ており、他メンバーがちゃんまつを見て笑顔を浮かべる
🐻:本当にありがとう!!!
泣けるくらい素敵な景色を見せてくれて、マジで感謝しています!!
また遊ぼう!!!
🦍:(BGMの50%に合わせて歌いだす)「〇△×動かし~♪」
めっちゃ楽しかったです!!
こんな感じのやつだったら、生きてる間、一緒にずっとやりましょ~!!
🐱:本当にバンドって最高に楽しいぞい!
最高な一日をくれて本当にどうもありがとう!!気を付けて帰ってねー!
🐨:君たちが育ててくれた髭男のライブはどうだった!?
あなたたちがモチベーションになって作り上げたライブはどうでしたか!!
客:さいこーーーう!!!
🐨:その笑顔と声だけでなんぼでもやっていけるーー!!!!
スタジアム、最高でした!またやりたい!!またやる!!
俺たちはライブハウスも、ホールも、アリーナも大好きだ!
だからこれからも、自分たちが音を鳴らしたい場所でライブをやってあなたたちを待
ってます!
そして!またお祭りやりたくなってきたら!ここに帰ってくるので、バカ騒ぎしようぜ
ーー!!
髭男でした!!記念すべき俺たちの最初のスタジアムライブ!本当に最高に楽しかった
です!!ありがとうございましたーーーーー!!!!!!
さいごに
毎回、最高を更新してくれる髭男のライブ。
でも今回はその中でも、間違いなく“今までで一番”と言える最高の夜でした。
「ありがとう!髭男!」
何度も何度も叫んだけど、どれだけ叫んでも足りないくらい、感謝の気持ちがあふれてきて…。
本当に、髭男を好きでいてよかった。
ずっと応援してきてよかったって、心から思えるライブでした。
最高の時間をありがとう、髭男!!!
LIVE at STADIUM 2025|Official髭男dism